トイプードルの毛並みが汚い時にするべき食事改善について

飼っているトイプードルの毛並みが汚い状態になってしまって悩むことってありますよね。そういった時に飼い主さんがしてあげるべき食事改善の方法について書いています。

トイプードルの毛並みを回復して綺麗な姿にしていく方法

ブリーダー放棄などでトイプードルを引き取ったとか、捨てられていたトイプードルを拾ったとかっていう時には毛並みが非常に汚いのが気になりますよね(もちろん普通に飼っていても汚くなることはあるのですが)。

とりあえず生きるのには困らない程度にまで体調が回復した後は、やはりその汚い毛並みをなんとかしてあげたいと思うのが普通の心情です。

そこで今回は、そんなトイプードルの毛並みを回復して綺麗な姿にしていく方法について書いていこうと思います。

■食事内容を栄養面から考えてみる

一般的に、ドッグフードは穀物中心のものとお肉系中心のものに分けられます。人間の食事感覚で言うと、炭水化物中心かタンパク質中心かという感じですね。

で、人間と同様トイプードルであっても体の組織を作っていくために重要なのはタンパク質です(炭水化物は主にエネルギー活動をするのに必要です)。

ですから、筋肉をつけたり今回問題としている体毛を生やしたりしっかりさせたりということについてはタンパク質の摂取量が大事になってくるわけなんですね。

毛並みが汚いのを改善していくための一つの方法として、タンパク質含有量が多いドッグフードに変えてみるという方法は比較的メジャーでしょう。

穀物主体だと脂肪がついてしまう

タンパク質中心のドッグフードが筋肉や皮膚・体毛を作ってくれるのに対して、穀物中心のドッグフードは脂肪がつきやすいとされています。

製造する時に安い原価で作れるので私達が購入する際の価格も安くなってお財布には優しいのですが、トイプードルの健康を考えると必ずしも良い選択とはいえないんですね。

穀物に含まれる炭水化物は犬の体内では人間ほど良い機能を果たしてくれません。こういったドッグフードを多く食べ過ぎるとエネルギーを消費できずにすぐに脂肪になってしまうんです。

実際、犬や猫など主要なペットは本来炭水化物を必要としていないと専門機関では結論付けられています。

■価格的な問題が

それでも穀物中心のドッグフードが販売され続けているというのは先程述べたような問題があるためです。

穀物主体のドッグフードは安い
・タンパク質主体(肉類主体)のドッグフードは高い

本来はタンパク質含有量の高いドッグフードを毛並みが汚いトイプードルにはしっかりあげて欲しいのですが、毎日それだと食費が高くついて・・・ということもあるでしょう。

逆に飼い主が無理して自分の食費を切り詰めたらワンちゃんにも悪影響が出るかもしれないので難しい問題です。

そういった場合にドッグフード以外で毛並みを整える方法としては、サプリメントの使用があります。

このサプリメントです ⇒ キングアガリクス100ペット用

犬の毛並みを整えるだけではなく体調が悪いという悩みにも対応しているので特に年を取り始めた犬には有効ですね。

本当は、ドッグフードをタンパク質中心のものに変えた上でサプリを使って欲しいのですが、食事の好みもあるのでとりあえずサプリだけ、という考え方でも仕方ないかなと思います。

とんでもない原材料を使ったドッグフードもある

たくさん種類があるドッグフードの中には、とんでもない原材料を使って作られているものもあります。

食品添加物が大量に使われたものは昔からありますけど、最近目立つものは死んだ動物の肉とか病気にかかった動物の肉を使ったものまである始末。

犬は添加物やヤバい原材料を見分けることができませんから、飼い主自身が購入する時にパッケージの表示から見分けるしか無いんですよね。

その上で注意しておきたいのがドッグフードの色でしょう。

昔はドッグフードって言ったら1色しか無かったわけですが、最近は結構カラフルなドッグフード、特に1つのパッケージの中に2色や3色のものが入っているフードが増えてきています。

これって結局、着色料を使って色を付けていることが多いんですね。

犬ははっきり言ってそんなカラーを見分けることができませんし、色がいいから食べる食べないなんてことはありません。

着色は購入する人間が魅力的に見えるようにしているだけで、こういった物を購入している飼い主はメーカーにバカにされているだけですよ。

人間と同じご飯を食べることで太ってしまう犬もいる

トイプードルだけではなく、世界中で結構多くの犬や猫が飼い主と同じような食事をしているわけです。もちろん、同じような食事とは言ってもご飯の残りやおこぼれだったりするわけですが。

栄養成分的に問題がなければ別にそれでも構わないわけですが、実際のところは人間と犬や猫とでは体が本来必要としている栄養分が全く違いますから、とてもじゃないですけど健康的な食生活をしているとは言いがたいんですよね。

それどころか、人間と同じご飯を食べることによって肥満の問題が大きくなってしまいます。

テーブルの側で飼っている犬が食べ物を欲しがったら可哀想なので次から次へとご飯をあげてしまうという飼い主さんは多いですね。

しかし、一般的には人間と同じようなものを食べていると多くの犬にとってはカロリーオーバーを招くことになります。

ラブラドールのような大型犬だったらそれでもカロリーオーバーにはなりにくいかもしれませんが、それでも炭水化物過剰・たんぱく質不足になるのは間違いありませんから結局は肥満への道を突き進んでしまうことになるでしょう。